マイナポイントが無効になりました、という通知や表示に驚いた経験はありませんか。
ポイントが消えるのではと焦る前に、まずはその表示が本物かどうかを見極めることが大切です。
実は、このような通知はフィッシング詐欺であることが多く、個人情報の流出につながる危険性もあります。
一方で、Chromeの拡張機能が一時的にオフになっているだけ、という無害なケースもあるんです。
この記事では、「マイナポイントが無効になった」ときに考えられる原因と、正しい対処法をわかりやすく解説します。
削除してしまった場合の対応や、安全に再度有効にするための方法についても詳しくまとめています。
マイナポイントを安心して使い続けるために、ぜひ最後までご覧ください。
マイナポイントが無効になりましたの原因と対処法
マイナポイントが無効になりましたという通知に関して、原因と対処法を丁寧に解説します。
①マイナポイント無効通知の正体とは
「マイナポイントが無効になりました」という表示を見たとき、多くの人が「ポイントの期限が過ぎたのか?」と不安になります。
しかし、その通知が本当に正規のものであるかどうかは要注意です。
近年、このような通知を装ったフィッシング詐欺が急増しています。
フィッシングメールの内容としては、「まもなく失効する」などの焦らせる言葉で、受信者を偽サイトへ誘導し、個人情報やクレジットカード情報を入力させようとします。
公式のマイナポイント事務局はメールで個人情報の入力を求めることはありません。
ですので、メール本文に記載されたリンクをクリックする前に、差出人のメールアドレスやURLを慎重に確認することが非常に大切です。
私も過去に似たようなメールを受け取ったことがありますが、見た目が公式サイトそっくりで、本当に騙されそうになりました。
そういうときこそ、慌てずに公式サイトへ直接アクセスし、情報を確かめましょう。
②フィッシング詐欺の見分け方と注意点
フィッシング詐欺を見分けるポイントはいくつかあります。
代表的な例としては、以下のような特徴が挙げられます。
チェック項目 | 説明 |
---|---|
メールの日本語が不自然 | 機械翻訳のような言い回しが多い |
差出人のメールが怪しい | 公式を名乗っていても、ドメインが「.cn」「.xyz」など |
URLが本物と異なる | 本物に似せたURLだが微妙に違う |
メール内で即時の操作を要求 | 「今すぐ再設定しないと無効になる」など |
公式サイトのURLはこちらで「https://mynumbercard.point.soumu.go.jp/ 」、これ以外は基本的に偽物と思って差し支えありません。
また、総務省やマイナポイント事務局からの連絡は、原則としてマイナポータルやスマホアプリ上で通知されます。
個人的な経験から言うと、急に「失効」「削除」などのワードで焦らされたときは、まず深呼吸して、慌てないことが大切です。
一旦冷静になってから、正規のルートで確認しましょうね。
③マイナポイントを再び有効にする方法
通知が本物であった場合や、実際に有効期限が近い場合は、適切な手続きで再設定できます。
方法は以下の通りです。
再設定方法 | 内容 |
---|---|
スマホアプリから | 「マイナポイント」アプリをインストールし、マイナンバーカードを読み取ってログイン |
パソコンから | マイナポータルサイトでICカードリーダーを使って再申請 |
市区町村窓口で | マイナンバーカードを持参し、サポートを受けながら操作可能 |
ポイントは再申請に期限がある場合があること。
2023年時点では、申込期限が「2023年9月末」でしたが、今後の事業の延長や新制度への移行の可能性もありますので、こまめにマイナポータルや総務省の発表をチェックしてくださいね。
マイナポイントを誤って削除した場合の対応策
マイナポイントを誤って削除してしまった場合や、拡張機能をオフにしてしまった場合の対応策を紹介します。
①Chrome拡張機能が原因で無効になるケース
Google Chromeなどのブラウザで「マイナポータルが無効になりました」と表示される場合、それは拡張機能がオフになっただけのことがほとんどです。
ウイルスではないので安心してください。
操作手順は以下の通りです。
-
Chrome右上の「︙」をクリック
-
「拡張機能」>「拡張機能の管理」へ進む
-
「マイナポータル利用拡張機能」がオフになっていれば、オンに戻す。
再度「権限を許可」すれば、すぐに元に戻せます。
こういう技術的なトラブルって、知らないと焦りますよね。でも、意外と簡単に直せるので、安心してください!
②「削除」を選んだあとの復元方法
拡張機能を「削除」してしまった場合も、復元は可能です。
以下の方法で再インストールしてください。
-
Chromeウェブストアを開く
-
「マイナポータル」で検索
-
表示された公式拡張機能を「追加」する
追加後はマイナポータルに再ログインし、マイナンバーカードの電子証明書とパスワードを入力することで、ふたたび利用できるようになります。
ただし、パスワードを忘れてしまっている場合は、次の手順へ。
③市区町村でできる再設定手続き
マイナンバーカードのパスワードを忘れたり、有効期限が切れていた場合は、市区町村窓口で再設定手続きをする必要があります。
手続き場所 | 必要なもの |
---|---|
市役所または区役所 | マイナンバーカード、本人確認書類(運転免許証など) |
窓口での手続き内容 | パスワードの再設定、電子証明書の更新など |
特に4桁の利用者証明用パスワードは、日常で使うことが少なく忘れがちです。
早めに確認し、分からない場合はすぐに窓口へ相談しましょう。
マイナポイントを安全に再度有効にするには
不安な表示やメールに惑わされず、安全に再有効化するには、正しい情報と手順を知ることが大切です。
①拡張機能を再有効化する手順
拡張機能が無効になっているだけの場合、以下の手順で元に戻せます。
手順 | 操作内容 |
---|---|
① | Chrome右上のメニューから「拡張機能の管理」へ |
② | 「マイナポータル利用拡張機能」をオンに切り替え |
③ | 「権限を許可」ボタンをクリックして完了 |
これだけで、「無効になりました」という表示は消え、マイナポータルが通常通り使えるようになります。
筆者も実際にこの操作を試しましたが、ものの1分で解決できましたよ!
②公式FAQと問い合わせ先を確認する
マイナポータルやマイナポイントのサポートは、公式FAQでも案内されています。
以下に主なURLをまとめておきます。
サービス | URL |
---|---|
マイナポータルFAQ | https://faq.myna.go.jp |
マイナポイント公式 | https://mynumbercard.point.soumu.go.jp |
困ったときには、まずここをチェックするとたいていの疑問が解決します。
もちろん電話サポートもありますので、必要に応じて活用しましょう。
③フィッシングに騙されたときの緊急対応
もし誤ってフィッシングサイトに個人情報を入力してしまった場合は、以下の対応を迅速に行ってください。
入力した情報 | 対処法 |
---|---|
クレジットカード番号 | カード会社に連絡して停止・再発行手続き |
パスワード | すぐに変更、他サービスでも使い回していたら一括で変更 |
住所・氏名など | 不正利用の監視と警察への相談を検討 |
【情報提供元】
フィッシング対策協議会:https://www.antiphishing.jp
気が動転してしまうかもしれませんが、冷静にひとつずつ対応していくことで、被害を最小限に抑えられます。
マイナポイントが無効になりましたの真相とは?まとめ
「マイナポイントが無効になりました」という通知は、フィッシング詐欺の可能性があります。
不審なメールやリンクには絶対に個人情報を入力せず、公式サイトからのアクセスを心がけましょう。
一方で、Chromeの拡張機能が無効になっただけの場合もあり、「権限を許可」することで再度有効にできます。
もし拡張機能を削除してしまっても、再インストールすれば復旧可能です。
パスワードを忘れた場合などは、市区町村の窓口で手続きを行いましょう。
安全にマイナポイントを利用するには、常に正規の情報源を確認する習慣が大切です。
【参考リンク】